「料理を作るだけ。他は責任を負わない」 孤高の天才シェフに学ぶ、真のプロフェッショナルの流儀『ザ・シェフ』

結果を出す人間のシビアな仕事論

ビジネスシーンにおいて、「プロフェッショナルとは何か」は永遠のテーマです。

そのヒントを、異色の料理漫画『ザ・シェフ』の主人公・味沢匠の働き方から学ぶことができます。

彼は「幻の料理人」と呼ばれ、依頼に応じて料理を提供するフリーランスの天才シェフです。

馴れ合いを嫌い、自分の「職能」のみを提供する

第5話「ミシュラン方式」において、味沢はレストランガイドの覆面調査員対策として、とあるレストランから臨時シェフの依頼を受けます。

かつては日本一とも言われた店でしたが、今や「料理も三流」と酷評されるレベルに落ちぶれていました。

オーナーからの必死の依頼に対し、味沢は高額な報酬を約束させた上で依頼を引き受けるものの、こう念を押します。

「ただし料理を作るだけです。それ以外の事は責任を負いかねる」。

この言葉には、彼の仕事に対する哲学が詰まっています。

彼は店の経営再建やスタッフの教育を引き受けるわけではなく、あくまで「最高の料理を提供する」という自身のコアスキルのみを契約の対象としているのです。

圧倒的なスキルがあれば「言い値」で仕事ができる

味沢は別のエピソードで、VIPを満足させる晩餐を作る報酬として500万円を提示したこともあります。

何でも屋になるのではなく、自分の専門領域を極め、結果で相手を黙らせる。

厨房に入れば他の料理人からの反発にも一切動じず、ただ己の仕事(料理)を全うする姿は、現代のフリーランスやビジネスパーソンにとって、強烈な刺激となるのではないでしょうか。

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<第1話:幻の料理人①>を読むにはこちらから
https://love-spo.com/article/the-chef_001

『ザ・シェフ』次回へ続く!

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【書籍情報】
『ザ・シェフ』
原作:剣名舞
劇画:加藤唯史

法外な報酬を要求するが、依頼人の希望に応じて料理を作り上げる天才シェフ・味沢匠(あじさわ・たくみ)の活躍を描いた料理劇画。石油産出国であるパミール王国でその全権を握る大臣は、外務省関係者がもてなす帝都ホテルの晩餐をほとんど食べ残して帰る。そこで「幻の料理人」と呼ばれる天才シェフ・味沢匠が、大臣を満足させる晩餐を作るように依頼されるが、味沢はその報酬として500万円を提示して……!?

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