【初夏の風物詩】6月の札幌に雪が降る?街を白く染める「フワフワ」の正体とは【眠れなくなるほど面白い 図解 北海道の話】

北海道には初夏に積もる雪がある!?

桜が咲くのは「5月病」の時期?

 6月頃の札幌を歩いていると、あちこちで綿のようなものがフワフワと飛んでいるのを見かけます。地面に落ちてそれが積もるとまるで雪のようで、北海道では初夏の風物詩として知られます。

 この「雪」の正体は綿毛状のポプラの種子で、天気の良い日に浮遊します。北海道大学のポプラ並木は観光名所としてよく知られていますが、札幌市街にはそのほかにも、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)の前庭や創成川沿い、前田森林公園など各所に見事なポプラ並木があり、6月頃には市内のいたるところで同様の光景が見られます。

 ポプラの和名は「セイヨウハコヤナギ」といい、日本に自生する木ではありません。北海道大学が札幌農学校だった明治45年(1912)、アメリカら持ち込んだ苗木を、学生たちが農場の風除けとして植え のが 始まりです。植樹から約100年後の平成16年(2004)、北大のポプラ並木は台風による大きな被害を受けましたが、全国各地からの寄付によって修復されました。

 なお、風物詩といえば、梅や桜の「花見」は北海道でも楽しまれていますが、その時期は道外とは異なります。道外の多くの地域では、梅は桜の前に花をつけますが、札幌をはじめとした道内の多くの地域では、梅も桜も5月上旬にほぼ同時に咲き始めます。そのため道民は毎年、ゴールデンウィーク前後に花見を楽しんでいます

札幌の四季

1万席以上が用意される日本最大のビアガーデン「札幌大通ビアガーデン」が開催される「さっぽろ夏まつり」や、毎年ニュースなどで報じられる「さっぽろ雪まつり」は全国的に有名ですが、そのほかにも札幌には季節ごとに楽しめる見所がたくさんあります。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 北海道の話』監修:和田 哲

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 北海道の話』
監修:和田 哲


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