新線開通で資産価値が変わる? 買うなら“今”の駅か“これから”の駅か【眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話】

資産価値を左右する「新線開通情報」をチェックしよう
「始発」が外れると資産価値ダウンに?
資産価値が高くなるマンションを見つけたいなら、狙っている駅の利便性はとても重要なポイント。ときには鉄道の新線開通や相互乗り入れなどのスタートにより、そのエリアの利便性が高まり、地価の上昇・利回り上昇など、地域が繁栄したケースがあります。
例えば記憶に新しい代表例としては、東京メトロ南北線開通で利便性がアップした溜池山王、白金高輪、麻布十番、王子。また、都営大江戸線開通もきっかけで人気エリアとなった勝どき、光が丘などが挙げられるでしょう。図に首都圏の新線開通情報をまとめてみました。
ただし、これらの新線開通や路線延伸が決定したことはメリットだけでなく、例えば既に住んでいる駅が「始発駅」でなくなってしまうデメリットが発生する場合があります。そうなるとマンション相場においては、資産価値低下の可能性も。横浜市営地下鉄ブルーラインのあざみ野や小田急多摩線の唐木田駅などはその影響が大きそうです。
駅の利便性やエリアの人気度は鉄道乗降客数が大きく影響します。それらのデータももちろんですが、新線開通や新駅の影響を将来的に見してマンション購入を検討しましょう。もしも購入場所が新線開通前であれば、お買い得となる可能性が高いといえるでしょう。
現在発表されている主な新線開通計画

購入を検討しているエリアの新線開通情報は、都道府県や市区町村のホームページなどで確認を!
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話』著:沖 有人
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話』
著:沖 有人
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