書籍

『東京駅の建築』の知られざる物語とは?明治維新政府の威信をかけた様式建築【建築の話】
近代建築トップランナー辰野金吾の東京駅の物語 2012年に復原工事が完了した東京駅丸の内駅舎。赤レンガに白い花崗岩の帯が目を引くこの東京の表玄関は、日本人初の建築家の一人である辰野金吾の設計です。 明治初期、渡欧した政府 […]

17.ダレイオス大王、史上最大の大帝国を統治する【世界史】
東はインダスから西はギリシア、北はカスピ海から南はエチオピアまで。 滅亡したアッシリア帝国はエジプト、リディア、新バビロニア、メディアの四王国に分かれた。この地図を前6世紀になり、書き替えたのがアケメネス朝ペルシアである […]

現代の建築の始まり…江戸の技を受け継ぐ大工が作った日本のヨーロッパとは?【建築の話】
知っておくと面白いそれぞれの違い 擬洋風建築は、明治時代の急速な西洋化のなかでうまれた独特の建築様式です。明治に入り、日本でも外国人居留地などで洋風住宅が建つようになりましたが、それを建設する外国人の職人はほとんどいませ […]

16.単なる神話で片付かない古代国家の誕生【世界史】
縄文日本から弥生日本への過渡期に出現する国家創成期の伝承。 『日本書紀』によると、神武天皇は庚午年1月1日に生まれ、15歳で立太子。45歳のとき、志を立てて東征を開始し、肥前から宇佐、安芸、吉備を平定して難波、河内に攻め […]

知ってるようで知らない家の外部空間ベランダとテラス、バルコニーの違いとは!?【建築の話】
知っておくと面白いそれぞれの違い 住宅に付属する外部空間にはベランダ、テラス、バルコニーなどの呼び名があります。その違いは「部屋の仲間」か「庭の仲間」かという視点から、説明することができます。 ベランダは室内から連続する […]

15.周王朝の東遷から約550年間、乱世を繰り返す【世界史】
乱世でも周王朝の権威を護持した春秋から激烈な攻防の戦国へ。 中国4,000年の歴史を振り返るとき、五分の一、800年を周王朝が占めることに驚かされる。太平平楽、いかに安定した支配と統治が行なわれたのか、中国の歴史の中でも […]

「うだつが上がらない」の「うだつ」は建築用語?意味・使い方・由来とは?【建築の話】
「うだつが上がらない」の「うだつ」は建築用語? 「うだつが上がらない」の由来とは? 屋根材を押える備えが防火にかわったわけ 「うだつの上がらない人だ」という言葉を聞いたことがあるでしょう。うだつは漢字で「卯建」と書き、日 […]

14.アーリア人の侵入でできたカースト制度【世界史】
カースト=異民族間の婚姻・同居禁止は風土感染症予防策だった? 前15世紀頃、インドに侵入したアーリア人はインダス川流域のパンジャーブ地方に定住した後、更に前11世紀にはガンジス川流域に進出する。この間、自然神への讃歌(リ […]

昔の人はどうやって長さを測った?手のひらでつくれるピタゴラスの定理【建築の話】
手のひらの直角三角形が文化をつくった 直角は建築の基礎となるものです。直角が定まらなければ、襖はきちんと閉まりません。壁につけた棚は傾き、丸いものを床に置けば動き出してしまうでしょう。 手のひらで直角を知る方法があります […]

13.易姓革命で周の武王が殷王朝を打倒【世界史】
古代中国独自の封建制度で血統重視の身分制度を導入する新王朝開設。 前20世紀~前19世紀頃、黄河流域に広大な領域を支配する「殷(いん)」と名乗る王朝が出現する。農事、軍事などの国事行為はことごとく神意を伺い、その結果に基 […]

お膳や座席の幅が36cmなのはなぜ?「腰」にまつわる先人たちの知恵【建築の話】
重い物は腰幅に合わせると持ちやすい 「腰で持つ」という表現を聞いたことがありますか?重い荷物を持つときは腕ではなく腰の力を利用するという意味で、こうすると身体の負担を小さくできるのです。 実は、このことが住まいや道具のサ […]

12.「海の民」の地中海交易と植民市建設【世界史】
レバノン杉と航海能力で地中海を駆け巡る。 地中海東部に面するシリア・パレスチナ沿岸には、前3,000年頃からセム系のカナーン人が住み着き、エジプト王朝に従属して交易活動をしていた。その流れから発展して集団を形作ったのがフ […]