何歳からでも体幹は鍛えられる
体幹力を決定づける5~12歳の運動習慣
子供の成長に大きな影響を与えるといわれるのが、5歳から12歳の約7年間です。とくに身体能力や運動神経が飛躍的に発達するのがこの時期。
アスリートを目指さなくても、習い事などで運動習慣を身につけておけば体幹が鍛えられ、大人になってからの運動能力に大きな差が生まれます。
また、この時期に習得した動作は大人になってからでも忘れないという特徴があります。自転車の乗り方はいくつになっても覚えているということと同じです。
さらに、スポーツに打ち込むことを通して精神力や人間関係の築き方など、豊かな人生を送るために必要な心の発達も促します。
体幹力で差が出るシニア世代こそ運動を
シニア世代がいつまでも元気に動くためにも体幹力はとても大切です。年を重ねれば体力が衰えることは避けられませんが、老化のスピードを遅らせることは十分可能です。
何もしなければ、背中は丸くなり、足腰は弱っていきます。同じ年なのに、若く見える人もいれば、老けた見た目の人もいます。その差は運動習慣にあります。
若く見える人は「もう年だから」とは考えず、毎日ウォーキングをするなど、とにかく動いています。「人生100年時代」を迎え、シニア世代には旅行や趣味など、楽しいことがたくさん待っています。
そのためにも体幹を意識しながら颯爽と歩きましょう。
早いうちから体幹を鍛えて一生ものの体を手に入れよう
子供は5~12歳がよく伸びる
5~12歳は身体能力が発達する「ゴールデンエイジ」。発達段階に合わせた学びが求められる。
シニアこそ体幹力をつけて健康寿命を延ばそう
平均寿命と健康寿命には約10年の差がある。少しでも差を縮めるためには、日常的な運動習慣が重要となる。
【出典】『プロトレーナーが本気で教える 完全体幹教本』著:木場克巳
【書籍情報】
『プロトレーナーが本気で教える 完全体幹教本』
著:木場克巳
本書は、体幹の基礎から具体的なトレーニングプログラムまでを紹介し、運動能力の向上やダイエット、姿勢改善、睡眠の質向上など、多くのメリットを提供します。子供からシニアまで幅広く対応したプログラムもあり、家族全員で楽しめます。体幹力を高め、心身ともに健康な生活を目指すためのガイドです。
公開日:2024.10.13