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「せき」や「鼻水」が出るのはサイン?!そもそも免疫力ってなに?【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】

Text:著者:石原新菜

体を守る兵士のような存在?!そもそも免疫力ってなに?【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】

そもそも免疫力ってなに?

私たちの身のまわりにあるウイルスや細菌、埃などの異物が体内に入ると、体に不調をきたします。これは、異物から体を守ってくれているのが免疫というシステムによるものです。

風邪をひいたときに発熱したり、せきや鼻水が出るのも免疫が異物と戦っているサイン。この戦う力と、それを維持していく力こそが免疫力なのです。

私たちの体に異物が入ってきた際、最初の関門となるのは皮膚や粘液(唾液、涙など)です。皮膚は、物理的に異物の侵入を防ぎ、粘液は、殺菌作用により異物を攻撃します。これを突破した異物は、次に自然免疫が迎え撃ちます。この自然免疫は、白血球の免疫細胞で、誰もが生まれつき持っているものです。ここでも多くの異物が退治されますが、さらにこれを通過した異物に立ち向かうのが、獲得免疫です。これは、特定の病原体に感染することで、後天的に得られるもので、免疫細胞が抗体を作って病原体と戦います。それぞれの敵に合った攻撃方法を使うため、より高度な免疫力を発揮することができます。

このような働きをする免疫細胞ですが、それを活性化するための腸内細菌は、約2週間で入れ替わります。そこで、本書が提唱する1週間プログラムを行うことによって、お手軽に最強の免疫力を手に入れることができるでしょう。

出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』

【書誌情報】
『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』
著者:石原新菜
著者プロフィール
1980年生まれ、医師・イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法などさまざまなアプローチで、数々の病気の治療にあたる。診療のほか、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。

『1週間で勝手に〇〇』シリーズ最新刊!勝手にどんな病気・風邪にも負けない体になる食事&健康法を大公開!
コロナをはじめ、インフルエンザなど、風邪やウィルスの流行は留まることを知りません。また、どんな風邪やガンなども基本的には特効薬のようなものは無く、自分の“免疫力”で治すしか方法が無いため、自分自身の健康は自分で守るしかないのが現状です。本書では、数々の健康書を出版してきた著者による、免疫力がビックリするほど上がる1週間プログラムを紹介します。『16時間空腹状態を作る』『代謝が上がる薬味BOXを作る』『酢ヨーグルトを飲む』など、誰でも簡単にできて劇的に免疫力がアップする方法をイラスト図解でわかりやすく解説します。免疫力のカギを握るのは“腸内細菌”ですが、その腸内細菌を良い状態にするためには、1週間の免疫力アッププログラムを行うことがスタートライン。風邪を引いても無症状もしくは軽く済む人と、そうでない人の違いはその人の持つ“免疫力”。1週間プログラムで強い自然免疫を獲得すれば、一生風邪や病気に負けない体を作れます。自分や家族の健康のためにぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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