酢酸菌が免疫力を高めるカラクリ【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
酢酸菌はウイルスに対して免疫機能を働かせます。風邪などの病気のリスクから身を守ってくれるのです。
その立役者が、酢酸菌の摂取によって増加する「分泌型免疫グロブリンA抗体(分泌型IgA)」です。上記のグラフからもあきらかなように、ウイルス性疾患のあらゆる症状を緩和させ、ウイルスの体内への侵入を防ぐ作用があります。
さらに大きな効果を得たい場合は、お酢(にごり酢など)から摂ることをおすすめします。お酢での摂取は唾液の分泌を促し、免疫グロブリンA抗体の舌の粘膜への分泌量を増加させます。より多くの菌やウイルスと結びつくようになり、粘膜への接着を遮断。体内への侵入を大幅に軽減してくれるのです。
出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』
【書誌情報】
『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』
著者:石原新菜
著者プロフィール
1980年生まれ、医師・イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法などさまざまなアプローチで、数々の病気の治療にあたる。診療のほか、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。
『1週間で勝手に〇〇』シリーズ最新刊!勝手にどんな病気・風邪にも負けない体になる食事&健康法を大公開!
コロナをはじめ、インフルエンザなど、風邪やウィルスの流行は留まることを知りません。また、どんな風邪やガンなども基本的には特効薬のようなものは無く、自分の“免疫力”で治すしか方法が無いため、自分自身の健康は自分で守るしかないのが現状です。本書では、数々の健康書を出版してきた著者による、免疫力がビックリするほど上がる1週間プログラムを紹介します。『16時間空腹状態を作る』『代謝が上がる薬味BOXを作る』『酢ヨーグルトを飲む』など、誰でも簡単にできて劇的に免疫力がアップする方法をイラスト図解でわかりやすく解説します。免疫力のカギを握るのは“腸内細菌”ですが、その腸内細菌を良い状態にするためには、1週間の免疫力アッププログラムを行うことがスタートライン。風邪を引いても無症状もしくは軽く済む人と、そうでない人の違いはその人の持つ“免疫力”。1週間プログラムで強い自然免疫を獲得すれば、一生風邪や病気に負けない体を作れます。自分や家族の健康のためにぜひ手に取って頂きたい一冊です。
公開日:2024.08.26