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今季初HR!原監督も熱視線のケガから這い上がる巨人2軍に潜む岡本超の逸材とは!?

今シーズン初ホームランを放った山下航汰

6月20日に行われたファーム交流戦の阪神タイガース戦に、「8番・右翼」で先発出場した山下航汰は、4打数1安打1打点1HRと今シーズン初ホームランを放ち、1軍昇格へアピールした。

2点リードで迎えた4回1アウト走者なしの場面で打席に立った山下航汰は、広岡大志のホームランに続き、阪神タイガース3番手・守屋功輝の4球目スライダーを捉え、右翼ポール際へ今シーズン初となるホームランを放った。

今シーズン初ホームランを放った山下航汰は「切れずに入ってくれと思いながら走りました。もっと打ってもっとアピールしていきたいです」。と支配下登録を掴み、1軍昇格へ意気込んだ。

山下航汰は昨年、開幕前に右手首付近の有鈎骨骨折で手術をし、1軍出場は適わず、骨折完治後も右肘を痛め、シーズン終盤までリハビリが続き、今シーズンは支配下選手から育成選手に移行され、背番号「099」で再スタートを切り、これまで3軍に帯同していた山下航汰は、練習日の18日から2軍に合流したばかりだった。

同い年の戸郷翔征、横川凱が1軍の舞台で奮闘する姿に、山下航汰は「すごい刺激になります」。と同世代の活躍を力に変え、再び1軍の舞台へ立つために、3軍からはい上がってきた。

山下航汰の今シーズン初ホームランの活躍に、以前から期待を寄せている原監督も熱視線を送っており、試合でも問題ないプレーを披露し、支配下登録も時間の問題となってきた。

イチロー以来27年ぶりの高卒1年目でのファーム首位打者を獲得した山下航汰が、支配下登録を勝ち取り、1軍の舞台へ舞い戻り、岡本和真を超える逸材と言われる実力を思う存分発揮する姿が見られる日が待ち望まれる。

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