ファンタジーS(土曜・阪神)芝1400m
2歳牝馬限定の芝1400m戦。
こちらも京都で行われていた重賞ですが、昨年に続き、今年も阪神での施行です。
データは過去10年です。
1番人気は〔323〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔343〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券3本。
波乱含みのレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
小倉2歳Sから〔300〕。1、2、13着の馬。
函館2歳Sから〔102〕。連対馬。
新潟2歳Sから〔011〕。2着と4着の馬。
OPから〔013〕。3着以内3頭に、8着馬。
1勝クラスから〔030〕。すべて2番人気2着馬。
新馬戦から〔330〕。4番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔214〕。こちらも、4番人気までで勝ち上がった馬です。
施行時期が変わったデイリー杯2歳S組を除く、馬券圏内28頭のすべてが、近2走のいずれかで連に絡んでいました。
連対20頭中、15頭に芝1400m以下での勝ちがあり、残る5頭はここまで連対パーフェクト。
キャリア5戦以上の馬は〔010〕。2着に1頭のみとなっています。
キャリアの浅い2歳牝馬たち。当日の雰囲気を、しっかり確かめたいところです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第3版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.11.05