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連対馬の95%にあった重賞実績&65%が持っていたGⅠ実績のハードルとは!?【毎日王冠】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

GⅡ・毎日王冠(日曜・東京)芝1800m

過去10年、1番人気は〔700〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔121〕。

6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔021〕。

馬連3ケタ5回に、万馬券2本。

現在、1番人気が4連勝中。また、4年連続で馬連は3ケタ。万馬券は8年前と10年前のもの。最近は堅く収まっています。

ステップレースを見ていきましょう。

安田記念から〔232〕。4着以内の馬。

ダービーから〔220〕。2着2頭に、8着、11着の馬。

NHKマイルCから〔100〕。勝ち馬。

海外GⅠのクイーンエリザベス2世Cから〔100〕。3着馬。

宝塚記念から〔011〕。16着と8着の馬。

札幌記念から〔110〕。5着馬と1着馬。

中山記念から〔101〕。2番人気8着と1番人気5着の馬。

エプソムCから〔212〕。勝ち馬4頭に、6着の馬。

関屋記念から〔020〕。2着と7着の馬。

新潟記念から〔002〕。2着と3着の馬。

新潟大賞典から〔001〕。勝ち馬。

OPのメイSから〔001〕。1番人気1着馬。この馬には連勝の勢いがありました。

馬券圏内30頭中、25頭の前走が6月以前のレース。前走が7月以降だった馬は5頭だけです。実績馬が復帰戦から好走するということなのでしょう。

連対20頭中、19頭に重賞勝ちがあり、残り1頭(14年2着サンレイレーザー)には重賞2着とOP勝ちがありました。

また、連対20頭中、13頭にGⅠ連対歴がありました。

さらに、連対20頭すべてに左回りでの勝ちがあり、そのうち19頭には東京芝での勝ち、または東京芝OPクラスでの3着以内がありました。

加えて、連対20頭中、16頭に芝1800mの勝ち、または芝1800mのOPクラス3着以内があり、残る4頭はすべて3歳馬。

つまり、4歳以上の馬なら、芝1800mの好走実績は必須ということです。

牝馬は〔221〕。

年齢別で見ておくと、3歳〔420〕、4歳〔325〕、5歳〔233〕、6歳〔131〕、7歳〔001〕。

現在、3歳馬が3連勝中です。

逃げ馬が〔221〕。長い直線の東京芝コースですが、開幕週の馬場であることを頭に置いておく必要があるのかもしれません。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第5版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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