GⅢ・みやこS(日曜・阪神)ダート1800m
例年は京都で行われる重賞ですが、20、21年に続き、今年も阪神での施行となります。
また、18年はJBCを京都で開催したため、みやこSは休止となりました。
従いまして、データは11年からの過去10回です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔264〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
現在、7年連続で7番人気以下の伏兵が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GⅠの南部杯から〔101〕。4着と3着の馬。
同じく、帝王賞から〔001〕。2番人気6着馬。
エルムSから〔310〕。3着以内の馬。
交流GⅢの白山大賞典から〔021〕。4着以内の馬。
シリウスSから〔013〕。掲示板3頭に、13着馬。
レパードSから〔011〕。勝ち馬。
平安Sから〔001〕。3着馬。
アンタレスSから〔001〕。4着馬。
OPの太秦Sから〔300〕。2着馬2頭に、1番人気4着馬。現在、3連勝中です。
ブラジルCから〔220〕。4番人気までに推されていた馬。着順は2、4、7、8着です。
ラジオ日本賞から〔111〕。3着以内2頭に、2番人気6着馬。
3勝クラスから〔020〕。こちらは勝ち馬でした。
好相性のステップは、重賞のエルムSとOPということになりそうです。
馬券圏内30頭中、前走の人気、着順が共に“6”以下だったのは1頭だけ。その1頭も前々走は3番人気でした。
連対20頭中16頭に重賞3着以内があり、そのうち10頭に芝を含む重賞勝ちがありました。
重賞未勝利の10頭中6頭にダートOPの勝ちがあり、残る4頭中3頭にもOP2着がありました。
例外の1頭は、前走3勝クラスを勝ち上がったばかりのルールソヴァール(17年2着)です。
また、連対20頭中16頭にダート1800mの勝ちがありました。
さらに、連対20頭のうち、前走で勝ち馬から1秒以上離されていたのは2頭だけです。
牝馬は〔000〕。
年齢別で見ておくと、3歳〔031〕、4歳〔621〕、5歳〔134〕、6歳〔311〕、7歳〔003〕、8歳〔010〕。
4歳馬がいいようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第5版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.11.02