GⅢ・京都2歳S(土曜・阪神)芝2000m
重賞に格上げされたのが14年のこと。
その名の通り、例年は京都で行われる重賞ですが、20、21年に引き続き、今年も阪神での施行となります。
データは過去8年です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔301〕。
6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
5年連続で3ケタ配当が続いたと思ったら、昨年は万馬券決着。今年は果たして?
ステップレースを見ていきましょう。
札幌2歳Sから〔101〕。1番人気3着と2番人気1着の馬。
OPの萩Sから〔120〕。1番人気で3着までの馬。
野路菊Sから〔110〕。1番人気1着馬。
アイビーSから〔010〕。5番人気2着馬。
1勝クラスから〔203〕。3着以内の馬。人気は不問です。
新馬勝ちから〔223〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔121〕。1番人気2頭、2番人気1頭、5番人気1頭です。
馬券圏内24頭中23頭が、前走芝1800m以上から。残る1頭は芝1600mからの馬で、このレースでは2着まで。
また、馬券圏内24頭すべてが、前走3着以内の馬でした。
馬券圏内24頭中23頭に、芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがありました。
さらに、連対16頭すべてが、ここまで掲示板を外したことがなく、3着で見ても8頭中7頭がそうでした。
牝馬は〔010〕。当日2番人気に推された馬です。
関東馬は〔010〕。関西馬が圧倒しています。
キャリア5戦以上の馬に馬券圏内はありません。覚えておいて下さい。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第5版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.11.25