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①人気か②人気は連に絡む! 連対馬はすべて⑤人気以内の堅いダート重賞【プロキオンS】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去7年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

プロキオンS(日曜・中京)

ダート1400m戦、GⅢ。

過去10年のうち、20年は阪神で、21、22年は小倉での施行でした。データはこれらを除く、中京での7回です。

 

1番人気は〔221〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔020〕。

6番人気以下〔003〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。

馬連3ケタ3回に、万馬券なし。

毎年1番人気または2番人気が連に絡み、連対14頭はすべて5番人気以内という、堅いダート重賞です。

 

ステップレースを見ていきましょう。

交流GⅠのかしわ記念から〔110〕。2、3着の馬。

海外GⅡのゴドルフィンマイルから〔010〕。5着馬。

交流GⅡのさきたま杯から〔010〕。2着馬。

交流GⅢの北海スプリントから〔100〕。2着馬。

同じく、かきつばた記念から〔010〕。勝ち馬。

OPから〔427〕。連対10頭に、2番人気4着馬、2番人気10着馬、7番人気10着馬。連を外した3頭は、プロキオンS3着まで。

3勝クラスから〔110〕。こちらは共に1番人気1着馬です。

 

国内ダート重賞からの馬券圏内は5頭いて、すべて前走は1、2番人気で3着以内の馬。

OPからの馬券圏内は13頭いて、3番人気以内が11頭。残る2頭は5番人気と7番人気。この2頭はプロキオンS3着までです。

従いまして、OPからの連対には、“前走3番人気以内で連対”が必要となります。

 

連対14頭中、昇級初戦だった2頭を除く12頭にOPクラスでの勝ちがありました。

また、12頭にダート1400mでの勝ちがあり、残る2頭は18年勝ったマテラスカイ(ダート1200m5勝+ダート1400m2着2回)と、同年2着のインカンテーション(ダート1600mの重賞1着+ダート1400mは初)でした。

 

牝馬は〔010〕。

年齢別で見ると、3歳〔000〕、4歳〔420〕、5歳〔123〕、6歳〔211〕、7歳〔012〕、8歳〔011〕。

4歳馬が中心ですが、ベテランの頑張りにも注意が必要です。

 

逃げ馬は〔110〕。

先行有利とされる中京ダートですが、イメージ以上に差しが決まることを、頭の中に置いておいたほうがいいかもしれません。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第6版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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