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助っ人外国人として初の沢村賞受賞のジーン・バッキー!通算100勝は外国人最多勝

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/アメリカ1960年代編

アメリカ国籍のレジェンドを大特集!今回は1960年代に活躍した懐かしの助っ人たちを紹介する。

友人のスタンカとともに外国人最多勝記録を保持!ジーン・バッキー

ジーン・バッキー
NPB通算8年:(1962~1969)
251試合 100勝80敗 奪三振825 防御率2.34


長身を活かしたスネーク投法で助っ人外国人初の沢村賞を受賞!ジーン・バッキー

アメリカでの実績がなく、1962年にテスト生で阪神タイガース入りしたジーン・バッキー。荒削りな投球で2シーズン8勝と解雇寸前だったジーン・バッキーだが、1964年に下半身を強化して制球力を磨くと先発の一角として覚醒する。29勝、防御率1.89と驚異的な成績を残したジーン・バッキーは、最多勝、最優秀防御率、さらには助っ人外国人として初の沢村賞を受賞。

長い腕をくにゃくにゃ動かす独特なフォームから繰り出す変化球は定評があったジーン・バッキーだけに、制球力が上がったことで大化けしたのである。ライバルの巨人戦に強く、ノーヒットノーラン達成や荒川コーチとの乱闘劇など話題に事欠かない助っ人右腕として活躍したジーン・バッキーは、8年で100勝を挙げている。

帰国後は引退して牧場経営や教師を務め、2018年には日本プロ野球外国人OB選手会の名誉会長に就任。再来日を切望していたが2019年に死去した。

出典:『がっつり! プロ野球』

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