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阪神/高浜祐仁がマルチヒットで8試合連続安打!打撃上昇で1軍昇格へアピール

高浜祐仁がマルチヒットで8試合連続安打

5月13日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「5番・一塁」で先発出場した高浜祐仁は、3打数2安打。8試合連続安打を記録し、1軍昇格へアピールした。

4回、先頭打者で打席に立った高浜祐仁は、ソフトバンクホークス先発の武田翔太の3球目142kmストレートをセンターへ運び、ノーアウトのランナーとして出塁。板山祐太郎、豊田寛が二者連続三振に倒れ、得点は生まれなかった。

さらに6回、1アウト1塁の場面。ソフトバンクホークス2番手・中村亮太の5球目138kmスライダーを捉え、レフトへのツーベースヒットを放ち、1アウト2、3塁のチャンスを演出。板山祐太郎の先制タイムリーヒットを呼び込んだ。

高浜祐仁は、2014年ドラフト7位で日本ハムファイターズに入団。ファームで経験を積み、1年目から1軍出場を果たすも、2020年は育成契約となり、7月に支配下復帰を果たしていた。2021年に107試合に出場し、打率.262、8本塁打、43打点と右でパンチ力を発揮し、飛躍を遂げた。2022年オフに斎藤友貴哉、江越大賀と、渡辺諒、高浜祐仁による2対2のトレードが成立し、阪神タイガースへ移籍していた。

今シーズンは、なかなか打撃の調子が上がず、打率1割を切っていたが、4月23日の中日ドラゴンズ戦から8試合連続安打を記録しており、打率.231まで上げてきている。

高浜祐仁の本職一塁には、大山悠輔という大きな壁が立ちはだかる。その座を奪うべく2軍で虎視眈々と結果を積み上げる高浜祐仁が、移籍後1軍初昇格を果たし、どのような活躍を見せてくれるのか注目だ。