北條史也が3安打猛打賞で1軍昇格へアピール
6月7日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「6番・三塁」で先発出場した北條史也は4打数3安打。今シーズン2度目の猛打賞を記録し、1軍昇格へアピールした。
2回、2アウト走者なしの場面で打席に立った北條史也は、広島カープ先発の野村祐輔の5球目137kmストレートをライトへ運び出塁。
さらに6回、先頭打者で打席に立つと、広島カープ2番手・アドゥワ誠の2球目146kmストレートをレフトへ運び、マルチヒットを記録。
最後は8回1アウト1塁の場面で、広島カープ4番手・益田武尚の5球目138kmカットボールをセンターへ弾き返し、今シーズン2度目の猛打賞を記録した。
広角に3安打を放ち、打撃の状態の良さを示した北條史也が、今シーズン初の1軍昇格へ猛アピールを見せた。
北條史也はここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして、阪神タイガースにとって必要不可欠な存在。だが、今シーズンは2軍キャンプでスタートし、開幕1軍も逃していた。
楽天イーグルス相手に14安打11得点と大勝した阪神タイガース打線をさらに爆発させるべく、今こそ岡田監督には阪神タイガースの起爆剤として、虎の元気印である北條史也を1軍に呼び寄せてもらいたい。
北條史也が1軍昇格を果たし、ここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして、阪神タイガースの起爆剤となれるか注目だ。
公開日:2023.06.08