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阪神/豊田寛が決勝点となる先制のタイムリーヒット!打撃上向きで不調のノイジーに代わって1軍昇格期待

豊田寛が先制のタイムリーヒット

6月23日、ナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「6番・右翼」で先発出場した豊田寛は、4打数1安打1打点。決勝点となる先制のタイムリーヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。

9回、2アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った豊田寛は、中日ドラゴンズ3番手・田島慎二の初球129kmスライダーをライトへ運ぶ先制のタイムリーヒットを放った。続く井上広大がカリステのファンブルで出塁し、1点を追加。この回2点を奪った阪神タイガースは豊田寛の先制タイムリーヒットが決勝点となり、勝利した。

豊田寛は2022年シーズン、即戦力として期待されながら、入団前にふくらはぎ痛を発症。またオープン戦では1軍昇格濃厚とされながら、コロナ陽性による離脱と、ツキに見放されていた。結果、出場5試合に留まり、9打席ノーヒットに終わった。

1軍では、中学時に在籍した戸塚リトルシニアと東海大相模高の後輩であるドラ1ルーキー森下翔太が1軍昇格後即スタメンで、ヒット1本を放った。ライトのポジションは現状固定されておらず、前川右京、ミエセス、島田海吏がスタメン争いを繰り広げている。

さらにレフトのノイジーが打撃不調。2試合ぶりにスタメン出場を果たすも、4打数ノーヒットに終わっており、2軍降格の可能性も十分秘めている。

今シーズンを逆襲の2年目にしたい豊田寛が、近本光司以外固定されていない外野ポジションを奪うべく1軍昇格へ打撃の調子を上げている。

豊田寛が1軍昇格を果たし、阪神タイガース打線の起爆剤として躍動できるか注目だ。

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