井上広大がタイムリーヒット2本で3打点の大暴れ
8月30日、ほっともっとフィールド神戸で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「5番・右翼」で先発出場した井上広大は、4打数2安打3打点。タイムリーヒット2本を放ち、3打点の大暴れ。今シーズン17度目のマルチヒットを記録し、8月打率.306と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。
野口恭佑が先制タイムリーヒットを放った直後の初回、1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った井上広大は、中日ドラゴンズ先発・垣越建伸の5球目124kmストレートをセンターへ弾き返すタイムリーヒットを放ち、藤田健斗の2点タイムリーヒットを呼び込んだ。
さらに、7回1アウト満塁のチャンスの場面で打席に立つと、井上広大は中日ドラゴンズ3番手・石森大誠の5球目146kmストレートをライトへ運ぶダメ押しの2点タイムリーツーベースヒットを放ち、今シーズン17度目のマルチヒットを記録した。
井上広大は、5月19日に1軍再昇格の森下翔太に代わり、小野寺暖と共に2軍降格となっていた。
2軍でしっかりと自分の打撃を磨き、8月16日の中日ドラゴンズ戦で、6月17日の広島カープ戦以来となる33試合ぶりの一発を放ち、23日のオリックスバファローズ戦から3試合連続安打を記録。27日のソフトバンクホークス戦では2打席連続でツーベースヒットを放っていた井上広大は、8月に入り、62打数19安打9打点1HR5四死球、打率.306と打撃好調を維持している。
井上広大には1軍復帰を果たし、M21と勢いづく阪神タイガース打線で大山悠輔と共に躍動する森下翔太に負けじと結果を残し、阪神タイガース打線の要に成長してもらいたい。
公開日:2023.08.31