高橋遥人が術後最長の3回0封4Kで2試合連続無失点
5月23日、静岡県草薙総合運動硬式野球場で行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦に、阪神タイガースの先発としてマウンドに上がった高橋遥人は、3回を36球で無安打無失点4奪三振。地元・静岡でのプロ入り後初登板で、左肘などの術後最長となる3回を投げ、無安打無失点と2試合連続無失点と好投し、支配下復帰へ大きく前進した。
1回はこの日最速となる146kmを記録したストレートで押すなど三者凡退。2回は遊撃・高寺望夢の失策でノーアウトのランナーを背負うも、直後にカットボールでサードゴロのダブルプレーに仕留め、全球変化球を駆使し、無失点で切り抜けた。初回から毎回三振を奪ってきた高橋遥人は3回、2つの三振を奪って計4奪三振で無安打無失点の好投を披露した。
肩肘の相次ぐ手術で育成契約となっていた高橋遥人は、4月17日のオリックスバファローズ戦で893日ぶりに対外試合に登板。復帰後、4試合に登板し、失点したのは4月25日の中日ドラゴンズ戦の1失点のみで、2試合連続無失点、防御率1.50と好投を続けている。
2試合連続無失点、防御率1.50と好投を続け、支配下復帰へ大きく前進した高橋遥人には、大竹耕太郎、伊藤将司の阪神先発左腕に割って入る存在になってもらいたい。
公開日:2024.05.24