戸井零士がタイムリースリーベースヒット
7月12日、由宇球場で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「9番・三塁」で先発出場した戸井零士は、4打数1安打1打点。5試合ぶりの打点となるタイムリースリーベースヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。
5回、2アウト3塁のチャンスの場面で打席に立った戸井零士は、広島カープ先発のハッチの5球目144kmカットボールをレフトへかっ飛ばすタイムリースリーベースヒットを放ち、5試合ぶりの打点を記録した。
ルーキーイヤーの昨シーズンは、ウエスタン・リーグで69試合に出場し、139打数20安打、2本塁打、13打点、打率.144という結果に終わり、今シーズンは確実性を高めていく一方で、パワーヒッターとして頭角を現したいとオフに肉体改造を試みた。
戸井零士は近本光司に似た打撃フォームも改良し、プロの球に対応できるようになった。一番力を出せるポジションで球を待てており、追い込まれてからでも右に流してヒットにできる確率が増えたと手応えを感じている。
5試合ぶりの打点となるタイムリースリーベースヒットを放ち、1軍昇格へアピールした戸井零士には、大山悠輔、佐藤輝明を脅かす存在に成長してもらいたい。
公開日:2024.07.13