12球団完全データファイル2022
オリックス＆ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう！
【オフ＆来季の課題】打線の再構築は必須！守乱に別れを告げよ
岡田監督が帰還し、新たな船出を迎える阪神。就任早々、ポジションの固定を宣言し、5年連続リーグワーストの86失策を喫した守備陣のテコ入れを始めた。
甲子園での守備の難しさも指摘されているが、今季の86失策中42失策は敵地。投内連係もかなり不安で球場は言い訳にできない。新任の馬場敏史コーチの下、キャンプでどれだけ仕上げられるか。また打順についても近本の1番固定を明言。
そうなれば、クリーンアップにひとつ空席が生まれる。少なくとも一人は新助っ人で当たりを引くことが得点力アップの条件になりそうだ。来季は攻守で「適材適所」。オープン戦から新布陣に注目したい。
阪神タイガース過去10年間シーズン成績
2013 和田豊 2位 144試合 73勝 67敗 4分 勝率.521
2014 和田豊 2位 144試合 75勝 68敗 1分 勝率.524
2015 和田豊 3位 143試合 70勝 71敗 2分 勝率.496
2016 金本知憲 4位 143試合 64勝 76敗 3分 勝率.457
2017 金本知憲 2位 143試合 78勝 61敗 4分 勝率.561
2018 金本知憲 6位 143試合 62勝 79敗 2分 勝率.440
2019 矢野燿大 3位 143試合 69勝 68敗 6分 勝率.504
2020 矢野燿大 2位 120試合 60勝 53敗 7分 勝率.531
2021 矢野燿大 2位 143試合 77勝 56敗 10分 勝率.579
2022 矢野燿大 3位 143試合 68勝 71敗 4分 勝率.489
開幕9連敗を考えれば最終的に3位に滑り込んだ今季の戦いぶりは評価に値する。投手陣は12球団随一なだけに、打線がかみ合えば一気に頂点も見えてくる。来季が勝負！
出典：『がっつり! プロ野球(33)』
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公開日：2023.01.10
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