証券会社で「取引口座」を開設しよう!【図解 株式投資の話】
株はどのようにして買うの?
株は証券会社を通して取引所で買い付けます。たとえば、「任天堂の株を買いたい」と思ったら、証券会社に買い注文を出して東京証券取引所で買い付けるわけです。
そのため、株取引をするには、まず証券会社で「取引口座」を開設しなければなりません。
証券会社はたくさんあるので、初心者の方はどこにすればよいのか迷ってしまうことでしょう。
証券会社を選ぶポイントはいくつかあるのですが、「売買手数料の安さ」と「ツールの充実度」で選びましょう。
株の売買には売買手数料がかかります。コストなので安いほうがいいです。各証券会社のホームページに「売買手数料」のページがあります。手数料の金額を確認し、自分の投資スタイルで手数料が安い証券会社で口座を開設しましょう。
また、証券会社ではさまざまなツールを提供しています。投資やトレードをする上で大変便利なので、ツールの充実度も重要なポイントになります。ただ、はじめのうちは「どのようなツールがよいのか」ということがわからないので、売買手数料で選んでもいいでしょう。
もし、どこの証券会社にすればよいかわからない場合は、「個人投資家に人気の証券会社」の中から選びましょう。売買手数料が安い証券会社やツールが充実している証券会社は人気があるので、「外れ」はないでしょう。
下図に「個人投資家に人気の証券会社」を紹介しておくので参考にしてください。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
著者:二階堂 重人
著者プロフィール
専業トレーダー。テクニカル分析を駆使したデイトレードやスイングトレードを中心に、株、FXの双方で月間ベースで8割以上という驚異の勝率をたたき出すし、 波乱の相場環境でも着実に利益を重ねている。著書は50冊以上、累計102万部を超える。
新NISAのスタートにより、若い人は将来への貯蓄、高齢者は老後の資金など、お金に対する安心を得るため、投資への関心はどんどん高まっている。積み立て方式や、投資信託など、手軽に始められる新NISAではあるが、より短い期間で利益を得るためには、やはりリスクは高くなっても「投資」するなら「株式」という人が増えてきている。本書では「8割の投資家が損をする」と言われる株式投資で勝つ(利益を上げる)ための、株式・投資の基本的な考え方、必要な知識・しくみから、具体的な始め方、買い方、売り方、管理、続けるために知識まで、シリーズの特性を活かし、図解とイラストでわかりやすく解説する。「株」の初心者が不安や疑問なく始めるために、とにかく理解しやすい入門書として最適な一冊。
公開日:2024.11.02