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16年間の現役生活にピリオドを打った村中恭兵、投球時に最も気にしていたスピンレートとは!?

身体全体を「釣り竿」のようにしならせて投げるイメージを大切にしていた

ピッチャーの投げたボールの回転数を表す数値・スピンレート(回転率)という言葉が使われて久しい。

昔は球速だけしか判断基準のなかったが、ボールの伸び、ボールのキレを数値化できるようになったのだ。

藤川球児に代表されるようにスピンレートが高いストレートは伸びがあって、まるで浮き上がってくるかのようなボールになる。

村中恭兵投手もスピンレートを上げる努力をしていたというが、実際にどうしていたのか聞いてみた。

キャッチボール時に、

いかに力を抜いて投げて相手に届かせるか

という練習をよくやっていたという。

ボールがしっかりと回転していないと届かない、つまり伸びがないのだ。

スピンレートを出すために最も気をつけないといけないのは指先。

リリースの最後に

ボールの縫い目をしっかりと弾く

という意識が重要だと教えてくれた。

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