アルゼンチン共和国杯(日曜・東京)芝2500m
芝2500mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔221〕、2番人気は〔400〕、3番人気は〔315〕。
6番人気以下〔124〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券なし。
イメージほどは、大きく荒れないハンデ戦と言っていいかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
宝塚記念から〔200〕。
ダービーから〔101〕。
天皇賞・春から〔010〕。
オールカマーから〔221〕。
目黒記念から〔100〕。
青葉賞から〔100〕。
京都大賞典から〔020〕。
ラジオNIKKEI賞から〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPから〔122〕。4着以内4頭に、2番人気8着馬1頭。
3勝クラスから〔233〕。3着以内の馬。
2勝クラスから〔001〕。こちらは勝ち馬でした。
トップハンデは10年で14頭いて〔120〕。
勝ち馬のハンデは57~54キロで、平均すると56キロ。
2着馬は58.5~53キロで、平均55.8キロ。
3着馬は57.5~51キロで、平均54.45キロ。
馬券圏内30頭中25頭が、ハンデ55キロ以上の馬。
さらに、連対20頭中18頭が、ハンデ55キロ以上の馬。
ちなみに55キロ未満で勝ったのは、昨年の3歳馬オーソリティ(54キロ)のみです。
連対20頭中、18頭に芝2400m以上での勝ち、または重賞連対がありました。
また、連対20頭中、10頭が重賞勝ち馬。残る10頭中、8頭に重賞掲示板がありました。
さらに、連対20頭中、17頭に東京芝の連対歴がありました。
牝馬は〔000〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔202〕、4歳〔544〕、5歳〔144〕、6歳〔220〕。
4歳馬が抜けて好成績です。
今年は登録がありませんが、3歳馬は4頭が出走して〔202〕。つまり、3歳馬は馬券圏内パーフェクト。
このことは、来年のこのレースに向けて、メモしておくといいかもしれません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第3版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.11.03