武蔵野S(土曜・東京)ダート1600m
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔447〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
馬券圏内の半数が6番人気以下の伏兵。
3本の万馬券は、近4年で発生。
17年の3連単は178万馬券、19年は235万馬券。
大波乱もあるダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GⅠの南部杯から〔130〕。掲示板確保の馬。
同じく、ジャパンダートダービーから〔111〕。掲示板確保の馬。
交流GⅡの日本テレビ盃から〔001〕。5着馬。
交流GⅢの白山大賞典から〔100〕。勝ち馬。
同じく、サマーチャンピオンから〔100〕。3着馬。
シリウスSから〔020〕。6着と9着の馬。
エルムSから〔001〕。7着馬。
芝の中京記念から〔001〕。15着馬。
OPから〔544〕。4着以内の馬。
3勝クラスから〔102〕。こちらは1番人気1着馬です。
前走重賞組は、地方交流なら掲示板確保、中央の重賞(芝も含む)なら人気、着順は不問です。
また、馬券圏内30頭の前走はすべて1400m以上のレースでした。
連対20頭中、18頭に重賞3着以内またはOP勝ちがあり、残る2頭のうち、1頭は芝の重賞勝ちの馬、もう1頭は昇級2戦目で、その前走はOP3着でした。
牝馬は〔000〕。馬券圏内がありません。
年齢別で見ておくと、3歳〔232〕、4歳〔112〕、5歳〔352〕、6歳〔313〕、7歳〔101〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
関西馬が〔81010〕と関東馬を圧倒しています。勝った2頭の関東馬は、当日1、2番人気に推されていた馬。取捨選択の参考にしてみて下さい。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第3版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.11.12