ジャパンC(日曜・東京)芝2400m
ジャパンC(日曜・東京)
国際招待競走。芝2400m戦。
過去10年、1番人気は〔412〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔211〕。
6番人気以下〔034〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
勝ち馬は5番人気まで。
また、近4年は上位3着までを、1~5番人気の馬が占めています。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・秋からが最も好相性で〔638〕。掲示板11頭に、1番人気10着馬、あとは6、7、9、11、12着馬です。
秋華賞から〔211〕。1番人気1着馬3頭に、2番人気2着馬が1頭。
菊花賞から〔010〕。1番人気1着馬。
エリザベス女王杯から〔010〕。3番人気5着馬。
海外GⅠの凱旋門賞から〔020〕。2着と8着の馬。
京都大賞典から〔210〕。3番人気までで4着以内の馬。
神戸新聞杯から〔010〕。1番人気1着馬。
アルゼンチン共和国杯から〔001〕。2番人気1着馬です。
馬券圏内30頭すべて、前走はGⅠまたはGⅡから。
天皇賞・秋以外の国内レースなら、掲示板必須。
加えて、前走がGⅡなら、3番人気以内に推されていたことが必要です。
連対20頭中、15頭がGⅠ勝ちの馬。残る5頭のうち、3頭はGⅠ4着以内と芝2000m以上のGⅡ勝ちのあった馬。2頭は複数回のGⅠ2着があった馬です。
とにかくハードルは高く設定する必要があり、必須ではありませんが、連対に“あるといい”のは以下の2つ。
芝左回りでの勝ち(18頭)と、東京芝GⅠでの掲示板確保(18頭)です。
また、馬券圏内30頭すべてが、中8週以内(今年は9月25日以降)での出走でした。
牝馬は〔621〕。連対率では、牡馬を大きく上回っています。
外国馬は29頭が参戦していますが、馬券圏内はありません。
年齢別で見ると、3歳〔241〕、4歳〔423〕、5歳〔444〕、6歳〔000〕、7歳〔002〕。
連対は3~5歳の3世代に限られています。
過去10年の勝ち馬のうち、8頭までもが、7番枠より内の馬。
15番枠に残る2頭の勝ち馬がいて、偶然でしょうが、この2頭は共に牝馬でした。
いずれにしても、内枠有利と覚えておくといいかもしれません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第3版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.11.24