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残留決めた祖父江大輔と共にひげ消滅!中日残留かFA行使か去就に注目集まる又吉克樹

祖父江大輔と田島慎二は残留!残る又吉克樹はどうする?

11月14日に日本野球機構(NPB)より、フリーエージェント(FA)有資格者として、公示された中日ドラゴンズの又吉克樹、祖父江大輔、田島慎二の3投手の去就が注目されていたが、祖父江大輔と田島慎二が今シーズン取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留することが24日にわかった。

従って、中日ドラゴンズで去就が未だに決まっていないのは、阪神タイガースが本格調査するなど複数球団が興味を示している今シーズン、セ・リーグトップの今季66試合に登板し、3勝2敗8セーブ33ホールド、防御率1.28、失点した登板はわずか7試合のみと、抜群の安定感を誇った又吉克樹のみとなった。

FA権を取得している又吉克樹は、日本シリーズ終了日の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日以内に在籍球団に、FA権行使の意思を伝え、FA権を行使した場合、「FA宣言選手」として公示された翌日から他球団との交渉が可能となる。

現段階で中日ドラゴンズへの残留を表明していない又吉克樹は、FA権行使の可能性がかなり高くなってきている。

又吉克樹がFA権を行使すれば、「FA宣言選手」として公示された翌日から他球団から多くのオファーがあり、複数球団との争奪戦となる状況が想定されるため、阪神タイガースを始め各球団が調査に入っている。

入団1年目から3年連続60試合以上登板するなど、大きな故障もなく中日ドラゴンズのリリーフ陣を長年支えてきたが、2018年6.53、2019年4.06と防御率が悪化し、登板数を減らしたことで大幅に減俸し、今季の推定年俸は4200万円となっており、この低年俸でありながら、ここ2年安定した結果を残しているコスパの良さが阪神タイガース含め、各球団が又吉克樹を狙う理由だ。

巨人は今オフのFA市場に参戦しないとの報道が12日に出ており、又吉克樹の今シーズンの対巨人防御率は3.09と唯一打ち込まれていることもあり、FA権行使でも獲得に動かないと予想される。

11月4日に、2軍本拠地・ナゴヤ球場でスタートした秋季キャンプでは、秋季キャンプ開始前に立浪和義新監督が、選手らに茶髪、長髪、ひげの禁止を通達したことを受け、残留を決めた祖父江大輔と共に又吉克樹もこれに従ってひげを剃り、秋季キャンプに姿を見せたことで、中日ドラゴンズ残留の可能性も少なくない。

果たして、又吉克樹がどのような決断をし、来シーズンどの球団のユニフォームを着て、プレーしているのか注目だ。

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