愛知杯(土曜・中京)芝2000m
牝馬限定のハンデ戦。
1月の中京で行われるようになったのが16年のこと。加えて、20年は小倉での開催でした。
従いまして、データは15年以前と20年を除く、過去5回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔100〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔332〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
毎年8番人気以下の馬が馬券圏内に来ていて、馬連の最低配当が3470円。大波乱の牝馬のハンデ戦です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔111〕。
秋華賞から〔100〕。
ターコイズS(OP時代も含む)から〔120〕。
マーメイドSから〔100〕。
中日新聞杯から〔001〕。
OPクラスからの人気、着順は不問です。
3勝クラスから〔103〕。連対馬。
2勝クラスから〔021〕。すべて勝ち馬でした。
トップハンデは5年で9頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは55.5~54キロで、平均すると54.1キロ。
2着馬は55~50キロで、平均52.4キロ。
3着馬は56~53キロで、平均53.8キロ。
連対10頭中、9頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭にも芝2000mのGⅠでの2着がありました。
また、勝ち馬5頭中、4頭に重賞3着以内がありました。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔112〕、5歳〔331〕、6歳〔112〕。
5歳馬が中心のようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第3版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.01.14