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全盛期の投球で今季、無双ならもしかして!?日米通算200勝達成期待の田中将大

Text:西尾典文

プロ野球2022達成期待の記録はコレ!

昨年は栗山巧(西武)の2000本安打達成に沸いたプロ野球。今年も多くの選手に大記録達成の期待がかかるが、その中から特に注目の記録をピックアップした。

昨年は無援護に泣き4勝…全盛期の投球に期待大

田中将大/東北楽天ゴールデンイーグルス
『今季、無双ならもしかして…!?日米通算200勝!』

8年ぶりの日本球界復帰となった昨年は史上最高額となる年俸9億円での契約ということもあって大きな期待を集めたが、わずか4勝という成績に終わった。しかし防御率はリーグ5位と決して内容が悪かったわけではない。勝ち星が伸びなかった大きな原因の一つが味方の援護不足だ。田中が登板した155回2/3の間に楽天打線があげた得点はわずかに40。

1試合に直すと約2点となり、これではさすがの田中でも勝ち切ることは難しい。ちなみにシーズン24勝をマークした13年は1試合あたり6点以上の援護があった。日米通算200勝まではあと19勝と今年の達成は簡単ではないが、過去に2度この数字をクリアしていることからも不可能とは言い切れないだろう。それにはやはりチームとしての援護は必要不可欠である。日本一を達成した13年並みに楽天打線が機能することが、田中の大記録達成の最大の後押しとなることは間違いないだろう。

出典:『がっつり! プロ野球(31)』

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