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1勝馬が連対するのに必要な重賞実績のハードルは!?【毎日杯】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

毎日杯(土曜・阪神)芝1800m

3歳馬による芝1800m戦、GⅢ。

過去10年、1番人気は〔432〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔132〕。

6番人気以下〔112〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。

馬連3ケタ6回に、万馬券なし。

毎年1~3番人気が連絡み。そのうち、1~3番人気が2頭以上馬券に絡んだのが9回もあり、残る1回も3番人気と4番人気が2、3着。堅い重賞です。

ステップレースを見ていきましょう。

弥生賞から〔102〕。人気、着順は不問。

共同通信杯から〔401〕。4着以内4頭に、2番人気6着馬。

きさらぎ賞から〔121〕。4着以内の馬。

シンザン記念から〔100〕。2番人気6着馬。

アーリントンCから〔020〕。1、2番人気に推された馬。着順は5、7着。

OPのすみれSから〔001〕。3着馬。

芝の1勝クラスから〔344〕。連対10頭に、1番人気4着馬。

ダートの1勝クラスから〔010〕。2着馬。

新馬勝ちから〔010〕。1番人気1着馬。

未勝利勝ちから〔010〕。こちらも1番人気1着馬でした。

連対20頭のうち、こが初芝だった1頭を除く、19頭中15頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、3頭は芝1600mで2勝を挙げ、残る1頭は芝1600mでの1勝に加え、OPクラスでの3着以内がありました。

連対20頭に関して、2勝馬のOP実績は不問ですが、1勝馬の9頭中7頭には、重賞の掲示板がありました。

牝馬は〔000〕。

キャリア1戦の馬は2着まで。また、6戦以上の馬は3着までとなっています。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第4版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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