桜花賞(日曜・阪神)芝1600m
3歳牝馬クラシック第1弾。芝1600m戦、GⅠ。
過去10年、1番人気は〔131〕、2番人気は〔530〕、3番人気は〔113〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
現在、2番人気馬が4連勝中です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは3つのTRから。
チューリップ賞から〔576〕。連対12頭は3着以内または1、2番人気の馬。3着の6頭は人気、着順不問です。
フィリーズレビューから〔102〕。1番人気で連対の馬。
アネモネSから〔000〕。馬券圏内はありません。
その他、阪神JFから〔120〕。連対馬。
朝日杯FSから〔100〕。3着馬。
シンザン記念から〔100〕。勝ち馬。
クイーンSから〔011〕。勝ち馬。
フェアリーSから〔001〕。勝ち馬。
OPのエルフィンSから〔100〕。勝ち馬です。
チューリップ賞、朝日杯FS以外なら連対必須。
前走4着以下から馬券圏内に巻き返した6頭は、すべてチューリップ賞組でした。
前走の距離が1600m未満だったのは、フィリーズレビュー(1400m)組の3頭だけ。この3頭は、阪神JFで掲示板確保の馬。マイル実績は重要なようです。
馬券圏内30頭の前走人気を見ても、1番人気14頭、2番人気7頭、3番人気2頭、4番人気3頭、5番人気3頭に、8番人気が1頭。
着順に加え、人気のチェックも必要です。
連対20頭すべてに、重賞連対またはOP勝ちがありました。
また、連対20頭すべてが、デビュー2戦目までに勝ち上がっていました。
さらに、連対20頭中、19頭に芝1600mでの勝ちまたは芝1600mの重賞での3着以内がありました。
キャリア7戦以上の馬の馬券圏内はなく、キャリア2戦の馬の好走も、20年に勝ったデアリングタクトのみ。
勝ち馬の馬体重に着目すると、前走時460キロ以上、当日456キロ以上。ある程度の馬格は必要なよう。
枠順では、6~13番枠で8勝。
逆に1~5番枠で見ると、昨年のソダシの優勝以外は2着に1頭、3着3頭のみ。
真ん中あたりの枠がいいようです。
先行馬と、差し、追い込み馬の組み合わせが多いレース。展開をしっかり読む必要がありそうです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第4版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.04.07