バックスウィングで身体の幅にクラブを立てれば重力が使える
●クラブの重さを最大限に利用する
重力を上手く使うにはどうすればいいのかをお話ししましょう。
重力というのは、地面に向かってかかっている力なので、できるだけクラブを上から下に下ろしていくことが大事です。そのためにはトップのとき、ヘッドの重さが腕にグッとかかるような形にもっていくことがポイントになります。
理想は、バックスウィングで身体が右を向いたとき、身体の正面でクラブを立てた形を作ること。そうすれば腕にクラブが乗る状態になるので、重力で腕がスムーズに下りやすくなるというわけです。
一方、クラブが倒れてしまうと、バックスウィングでクラブの重さが背中側にかかってしまうので、腕が上がってしまい、ダウンスウィングからインパクトで身体が起き上がったり、フェースが開いた状態になってしまいます。
重力を最大限に利用するためにも、バックスウィングからトップでは、身体の正面にクラブを立てることを意識してください。
出典:『ゴルフレッスンプラスvol.12』
【レッスンプロ情報】
●坂本龍楠
1981年神奈川県生まれ。オーストラリア仕込みのゴルフ理論でレッスンを展開。2011年、日本プロゴルフ協会のティーチングプロ資格を取得。プロ、アマを問わず数多くのゴルファーを指導するかたわら、「YouTube」にレッスン動画を公開。悩めるゴルファーの救世主として絶大な人気を集めている。現在、新宿御苑ゴルフスタジオ (http://ryunangolf.com/)主宰。
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公開日:2022.05.04