2回2K無失点の好投を披露した沼田翔平
5月6日にジャイアンツ球場で行われたファームのヤクルトスワローズ戦に、読売ジャイアンツ2番手としてマウンドに上がった沼田翔平は、2回を36球で、1安打無失点2奪三振1四球と好投を披露し、1軍昇格へアピールした。
6回、読売ジャイアンツ先発の井納翔一に代わり、2番手でマウンドに上がった沼田翔平は、先頭打者の西浦直亨を3球目スライダーでセンターフライに打ち取ると、並木秀尊を5球目スライダーで空振り三振。武岡龍世を3球目144キロのストレートで空振り三振と2者連続の空振り三振で三者凡退に抑えた。
7回も続投した沼田翔平は、内川聖一を6球目139キロのストレートをセンターフライ、赤羽由紘に2球目143キロのストレートをセンターに弾き返され、1アウト1塁と走者を背負うも、坂口智隆を4球目145キロのストレートでレフトフライで2アウト。松本友には10球粘られ、フォアボールを許し、2アウトながら1、2塁と得点圏にランナーを背負うピンチとなるも、中山翔太を3球目144キロのストレートでセンターフライに切って取り、無失点でピンチをしのいだ。
沼田翔平は、昨シーズン途中からサイドスローに挑戦するも、1軍で2試合に登板し防御率7.71。2軍では27登板で0勝1敗1セーブ、防御率5.00と結果を残せず、今シーズンは育成契約でスタートしていた。
練習を重ね、今シーズン2軍戦初登板となった沼田翔平だが、2回を1安打無失点2奪三振の好投を披露し、1軍昇格へ大きなアピールをした。
1軍投手陣はこの日、ヤクルトスワローズ戦で今季最悪の13失点と投壊しており、原監督はリリーフ陣のテコ入れへ沼田翔平に目をつけているはずだ。
沼田翔平が支配下登録をされる時は、1軍に呼ばれる時だ。
2軍で更なる好投を続け、沼田翔平にはいつでも1軍で結果を残せる準備を整えておいてもらいたい。
公開日:2022.05.07