今シーズン初の猛打賞記録した山瀬慎之助
5月11日にロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、「8番・捕手」で先発出場した山瀬慎之助は、2打数1安打2打点1HR1四球と、今シーズン初のホームランを放ち、1軍昇格へアピールした。
5回、1アウト2塁のチャンスの場面で打席に立った山瀬慎之助は、千葉ロッテマリーンズ先発の土居豪人の2球目142キロのストレートを引っ張り、レフトへ今シーズン初ホームランとなる先制2ランホームランを放った。
山瀬慎之助は、プロ3年目にして初の開幕1軍を掴むも、2試合の出場に留まり、初ヒットを記録することなく、4月29日に出場選手登録を抹消されていた。
降格後は2軍で試合に出場し、2軍打率.387とプロ1年目、2年目と打率1割台と苦しんだ打撃を向上させ、1軍再昇格を狙っている。
守備力は素晴らしいと春キャンプの時から高評価を与えていた原監督は、山瀬慎之助の打力の向上ぶりに、坂本勇人と吉川尚輝の不在で5連敗と苦しむチームの救世主として、期待をかけているはずだ。
山瀬慎之助が1軍に昇格し、巨人を救う活躍を見せれば、今シーズン大ブレイクを果たすことは間違いなさそうだ。
公開日:2022.05.12