3試合連続マルチヒット記録の小幡竜平
6月19日に萩谷総合公園野球場で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、「2番・遊撃」で先発した小幡竜平は、5打数2安打1盗塁。3試合連続マルチヒットを記録し、1軍昇格へアピールした。
3回、1アウト走者なしの場面で打席に立った小幡竜平は、オリックス・バファローズ先発の辻垣高良の4球目スライダーをセンターへ運び、出塁。
8回、先頭打者で打席に立つと、オリックス・バファローズ3番手・村西良太の4球目カーブをセンターへ弾き返し、3試合連続マルチヒットを記録。
さらに、井上広大の打席で、盗塁を試み成功させ、松井雅人の悪送球の間に一気に三塁にまで到達し、チャンスを演出。豊田寛のタイムリーヒット、高寺望夢のタイムリーヒットを呼び込む一挙3点の猛攻の口火を切った。
小幡竜平は、今シーズン開幕1軍をつかんだが、24試合の出場で打率.171と結果を残すことができず、6日に昨年10月に左関節鏡下肩関節唇形成手術を受けた北條史也の昇格を受け、2軍に降格となっていた。
2軍降格後は、1軍投手の150キロ前後の速球に振り負けないようにする為に、無駄のないスムーズなバットの軌道で的確にボールをとらえるバッティングを身につけるべく、日高2軍打撃兼分析担当コーチにアドバイスをもらいながら鳴尾浜で必死にバットを振ってきた。
その結果、6月17日のオリックスバファローズ戦では、4安打固め打ち&1打点の活躍を見せるなど、ここ3試合で、14打数8安打2打点1HR2盗塁、打率.571と打撃絶好調を維持している。
小幡竜平には、1軍でも振り負けず、ヒットを量産し、糸原健斗からスタメンを奪い取る活躍を期待したい。
公開日:2022.06.20