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2試合連続3打点以上の大暴れ!打撃覚醒の気配漂う井上広大

2試合連続3打点以上の大暴れ見せた井上広大

7月20日に杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、「4番・右翼」で先発出場した井上広大は、4打数2安打3打点。2試合連続3打点以上の大暴れで、1軍昇格へアピールした。

初回1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った井上広大は、オリックス・バファローズ先発の東晃平の2球目146キロのストレートをセンターへ運び、先制タイムリーヒットを放った。

さらに、5回1アウト2、3塁のチャンスの場面で、再び東晃平の4球目146キロのストレートを捉え、ライトへの2点タイムリーツーベースヒットを放ち、逆転に成功した。

16日の中日ドラゴンズ戦で、5打数ノーヒットの5タコに終わった井上広大だったが、17日中日ドラゴンズ戦では、3日のオリックスバファローズ戦以来、9試合ぶりに6号3ランホームランを放つなど、5打点の大暴れを見せていた。

2試合連続で2度のチャンスをものにし、3打点の大暴れを見せた井上広大に対し、平田監督は4番としての打撃を賞賛しつつ、8回にセカンドで殺したスローイングを挙げ、その質の高さも絶賛した。

チャンスに強い選手になる為に練習を続ける井上広大は、16日の中日ドラゴンズ戦で、5タコに終わった後も日高コーチと室内で打撃の修正をし、自分に一番合った打撃を探す試行錯誤を繰り返していた。

その試行錯誤が実り始めているのか、チャンスでまとまった得点を奪う機会が増えてきている。

新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことで開幕から出遅れている間に、同世代の佐々木朗希が完全試合を達成するなど、「朗希世代」の活躍に刺激を受けつつ、焦りを感じているのも事実。

「朗希世代」は投手だけでないと、証明する為に、長打力と確実性に磨きをかけ、1軍昇格を果たし、1軍で結果を出したいと、井上広大は強く思っている。

スケールの大きさは佐藤輝明を超える未来の阪神の4番候補が、今シーズンどのタイミングで1軍に昇格し、ブレイクへの一歩を歩み始めるのか注目だ。

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