”おブス姿勢”を生み出す、勝手に働く「力」とは!?【世界一すごいストレッチ】

姿勢が崩れるのは柔軟性のバランスが悪いから
わざわざおブス姿勢になろうと思っている人はいないはず。むしろ、直さなくてはと思って背すじを伸ばしても、姿勢はいつのまにか崩れてしまいます。それは、あなたの気持ちとは裏腹に、勝手に働く「ある力」のせいなのです。
その力について、イメージしやすいようにテントを例にして説明しましょう。テントは、支柱と四方にバランスよく引っ張るロープによって支えられています。もし、ロープの長さが均一でなかったらどうなるでしょう。1本でも短いロープがあれば支柱ごとそちらに傾き、テント全体にゆがみが生じます。
これらの役割を私たちの体に当てはめると、支柱が骨でロープは筋肉、そしてロープの長さは筋肉の柔軟性になります。おブス姿勢の典型である猫背の原因は、特に胸とお腹の筋肉の柔軟性が低下すること。そう、長時間のパソコン操作やスマホをのぞき込んでいる前かがみの姿勢が、胸やお腹の筋肉を縮ませて、背中側の筋肉ばかりが引っ張られるという状態を作っています。ロープの長さを揃えるように、胸とお腹の筋肉を柔らかくしなければ、姿勢を意識してもキープすることが難しい のです。
アンバランスな状態を何十年も続けていると、やがて骨や関節が変形し、外科手術を行わないと治せなくなってしまいます。ですが、姿勢を正せるうちは的確なストレッチによって柔軟性のバランスを整え、おブス姿勢を卒業することは可能です。


【出典】『世界一すごいストレッチ』監修:坂詰真二
【書誌情報】
『世界一すごいストレッチ』
監修:坂詰真二
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