GⅡ・セントウルS(日曜・中京)芝1200m
19年までは阪神での施行でしたが、20、21年は中京での開催。
今年も中京で行われますが、データは過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔640〕、2番人気は〔132〕、3番人気は〔002〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
1番人気の連対率は100%です。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
安田記念から〔111〕。
高松宮記念から〔110〕。
北九州記念から〔324〕。
アイビスSDから〔120〕。
CBC賞から〔020〕。
函館SSから〔011〕。
その他、ヴィクトリアマイル、海外GⅠのチェアマンズスプリント、ニュージーランドT、キーンランドCから勝ち馬が。
関屋記念から2着馬が。
NHKマイルC、シルクロードSから3着馬が出ています。
OPから〔002〕。勝ち馬と4着馬です。
前走重賞組は28頭。人気、または着順が“4”以下だった馬が23頭。“5”より大きかった5頭は芝1600mの重賞からでした。
なかでも19頭いるGⅢ組を詳しく見てみると、3着以内が11頭、4着2頭。
1番人気3頭、2番人気1頭、4番人気1頭。
残る1頭は、芝1600mの関屋記念11番人気8着の馬でした。
取捨選択のヒントにして下さい。
連対20頭すべて、前走重賞出走馬。
また、連対20頭中、16頭に芝1200mでの勝ちがあり、3頭には芝1200mの重賞2着が。残る1頭には芝1400mの重賞3着がありました。
さらに、連対20頭中、16頭に芝1200mの重賞連対歴があり、3頭は芝1200mで2勝以上が。
例外の1頭は、ここが初の芝1200m戦だった20年2着のメイショウグロッケ。ちなみにこの馬、芝1400mの重賞、京都牝馬Sに3着がありました。
牝馬は〔335〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔231〕、4歳〔410〕、5歳〔444〕、6歳〔014〕、7歳〔011〕。
5、4、3歳の順にいいようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第5版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.09.08