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人はなぜ食べなければいけないのか!?

Text:加藤雅俊

人はなぜ、食べなければいけないのか。この問いかけに、何と答えますか? 「活動するためのエネルギーが必要だから」というのが、一般的な答えだと思います。しかし、寝たきりになったら食べなくてもいいのかというと、そうではありません。食べなくてもいい人など存在しないのです。

細胞は、絶えず生まれ変わっている

私たちの体をつくっている細胞の数は、おおよそ60兆個。それらの細胞は、古い細胞から新しい細胞に、絶えず入れ替わっています。その数は、1秒間に約5000万個。例えば、胃や腸の内壁の細胞の寿命は約5日、皮膚は60日、白血球は短いもので3日です。体の細胞は常に破壊と再生を繰り返しています。壊れた細胞を修復して再生させるには、材料となる栄養素が必要です。その栄養素が含まれている食べ物を、私たちは毎日の食事で体に入れる必要があるのです。

バランスのよい食事とは?

細胞の再生を活性化するには、材料となる栄養素をバランスよく摂ることが大切です。なかでも「糖質」「たんぱく質」「脂質」は、体をつくる3大栄養素と呼ばれています。糖質はエネルギー源となり、脂質は細胞の原料となり、たんぱく質はアミノ酸に分解されて、20種類の組み合わせによって筋肉や血液、髪、肌などに使われています。アミノ酸は体にためておくことができないので、毎食欠かさず摂る必要があります。 それぞれの栄養素を食べる意味を知り、もっと若々しい体につくり変えていきま しょう。食べて細胞を元気にすることが、脂肪を燃やし、肥満を解決する近道です。

【書誌情報】
『肥満がいやなら 肺を鍛えなさい』
著:加藤雅俊 (薬剤師、体内環境師、薬学予防医療家)

肺の主な役割は「呼吸」と「血液循環」。酸素を含んだ血液を体内に循環させているが、十分に機能しないと不調を招く。
本書では、肺を鍛える方法として「肺ストレッチ」を提案。肺と血液の関係を説明しながら、その方法を紹介する。

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