たくさんの感動をありがとう!プロ野球2022ユニフォームを脱いだ男たち
ユニフォームを脱ぐ──。プロ野球選手であれば誰もが必ず経験する「卒業」だ。今季もビッグネームの卒業が相次いだ。その功績を振り返ってみたい。
7度の2桁勝利が光る巨人歴代屈指の左腕
内海哲也/西武ライオンズ
【NPB通算】335試合 135勝104敗0S2H
1519奪三振 防御率3.24
04年~18年まで巨人に、19年~22年は西武に在籍した本格派左腕。06年~08年まで3年連続2桁勝利を記録。07年には最多奪三振180をマークしている。09年は9勝にとどまるも、10年~13年まで今度は4年連続で2桁勝利を記録。特に11年(18勝、1・
70)と12年(15勝、防1・98)には2年連続で最多勝に輝いている。
18年オフに炭谷銀仁朗のFA移籍に伴う人的補償として西武への移籍が決まった。巨人の開幕投手までつとめた生え抜きが人的補償で移籍となるのは球団初のことだった。
19年は左腕のケガによって1軍登板なし。20年にはオリックスのラオウ杉本裕太郎から通算1500個目の三振を奪っている。22年には投手兼任コーチに就任。来季からそのまま2軍投手コーチに就任する。人望が厚く、後輩の面倒見も良い。その人柄の良さは有名だ。豊田清投手コーチに続き、西武にまた優秀な投手コーチが誕生する。
出典:『がっつり! プロ野球(33)』
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公開日:2022.12.08