12球団完全データファイル2022
オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!
【新戦力査定/評価:B-】宮森が日本記録の快投!安田は開幕マスクも不運
今季、超新星になったのは昨年の育成ドラフト1位・宮森智志。7月末に支配下登録を掴むと、デビューから22試合連続無失点のNPBタイ記録に並ぶ快投劇を見せた。
ドラ6・西垣雅矢も24登板で防御率2・66と好発進。素材型の投手2人がいきなり頭角を現した。
惜しかったのはドラ2・安田悠馬。ルーキーながら開幕戦で先発マスクを被り、出場3試合目で初本塁打も放ったが、直後に新型コロナに感染して離脱。5月には二軍で右手人差し指を骨折し、結局一軍ではわずか5試合の出場に終わっている。
高卒組のドラ1・吉野創志とドラ3・前田銀治はともに二軍で打率1割台。本格化はまだまだ先になりそうだ。
他球団と同じく、痛かったのは新外国人野手の不発。マルモレホスは58試合で7本塁打を放ったが、打率・208と冴えず。193センチ113キロの巨漢・ギッテンスは2021年にマイナーで47試合15本塁打を放ち、右の大砲として期待されていたが、一軍デビュー戦で左手首を骨折。その後も股関節を痛めるなどアクシデント続きで21試合で打率・242、0本塁打。昨季のディクソン、カスティーヨに続いてまたも大外れだった。
出典:『がっつり! プロ野球(33)』
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公開日:2022.12.22