ダイヤモンドS(土曜・東京)
芝3400mのハンデ戦、GⅢ。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔110〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年1~3番人気が連に絡んでいる一方で、伏兵も台頭する長距離重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔110〕。7着と14着の馬。海外GⅠの香港ヴァーズから〔010〕。2着馬。
同じく、メルボルンCから〔010〕。1番人気13着馬。
AJCCから〔300〕、3着馬2頭に、3番人気12着馬。
ステイヤーズSから〔123〕。掲示板5頭に、3番人気7着馬。
日経新春杯から〔002〕。5着馬と5番人気11着馬。
中日新聞杯から〔100〕。5着馬。
OPの万葉Sから〔222〕。掲示板確保の馬。
白富士Sから〔120〕。人気、着順は不問です。
3勝クラスから〔103〕。勝ち馬3頭に、4着馬。
2勝クラスから〔010〕。9着馬でした。
トップハンデは10年で12頭いて〔330〕。
勝ち馬のハンデは58.5~54キロで、平均すると55.55キロ。
2着馬は58.5~50キロで、平均54.7キロ。
3着馬は56~51キロで、平均54.1キロ。
馬券圏内30頭中、26頭がハンデ54キロ以上の馬。54キロ未満は2着までとなっています。
連対20頭中、14頭に芝2400以上での勝ちがあり、芝2200mで2勝以上を挙げている馬は16頭。
また、連対20頭中、9頭に重賞勝ちがあり、7頭にOP勝ちがありました。
別の見方をすると、OPクラスで3着以内があった馬は17頭を数えます。
牝馬は〔000〕。
セン馬の健闘が目立ち〔131〕。
年齢別に見ておくと、4歳〔323〕、5歳〔320〕、6歳〔225〕、7歳〔111〕、8歳〔121〕、9歳〔010〕。
ベテランも頑張るマラソンレースです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.02.17