フラワーC(土曜・中山)
3歳牝馬限定の芝1800m戦、GⅢ。
データは過去10年ですが、14年は2着同着。従いまして、10年で2着は11頭、3着は9頭です。
1番人気は〔313〕、2番人気は〔421〕、3番人気は〔120〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
人気馬好走の一方で、人気薄の台頭も見られる、難解な牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔011〕。4着馬と3着馬。
朝日杯FSから〔010〕。5着馬。
フェアリーSから〔110〕。2着馬と7着馬。
OP時代のアルテミスSから〔010〕。2着馬。
1勝クラスから〔547〕。勝ち馬12頭に、2、3、6、7着の馬が1頭ずつ。
新馬勝ちから〔200〕。
芝の未勝利勝ちから〔230〕。
ダートの未勝利勝ちから〔001〕。
連対21頭中16頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る5頭はここが初の芝1800m戦で、5頭すべてに芝1600mでの勝ちがありました。
また、この5頭のうち、2頭は無敗、3頭は重賞出走歴を持ち、勝ち馬から0秒5以内の成績があった馬です。
キャリアは不問ですが、ここが今年初戦という馬は、2着までとなっています。
勝ち馬10頭すべて、4コーナー4番手以内の馬。先行馬を狙えとデータは語ります。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.03.17