阪神牝馬S(土曜・阪神)
牝馬限定戦。芝1600m戦、GⅡ。
芝1400mから距離延長になったのが16年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔221〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
近5年は8番人気以下の馬が馬券圏内に。波乱度が増しているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔110〕。5着馬と15着馬。
ジャパンCから〔010〕。8着馬。
京都牝馬Sから〔212〕。3着以内4頭と、6着馬。
東京新聞杯から〔101〕。勝ち馬。
中山牝馬Sから〔100〕。2番人気14着馬。
愛知杯から〔022〕。人気、着順は不問。
京都金杯から〔001〕。3着馬。
OPの北九州短距離Sから〔100〕。3番人気13着馬。
3勝クラスから〔121〕。3番人気までで1着の馬。
連対14頭中、前走がGⅠだった3頭を除く11頭は、すべて前走で3着以内または3番人気までに推された馬。
さらに、連対14頭のうち、重賞勝ちまたはGⅠ2着があったのは9頭。
残りの5頭は、3頭が昇級初戦の馬、1頭は格上挑戦も前走重賞3着馬、1頭は昇級2戦目で芝1600mが初めての馬でした。
また、連対14頭中、10頭に芝1600mでの勝ちがあり、1頭は芝1600mの重賞2着馬、3頭はここが初めての芝1600mという馬でした。
年齢別では、4歳〔352〕、5歳〔322〕、6歳〔103〕。
馬券に絡んだのは3世代のみ。それも、若い順にいいようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.04.07