中野拓夢が自己最長の13試合連続安打で打率.315
5月25日、神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、「2番・二塁」で先発出場した中野拓夢は、4打数2安打1四球。自己最長の13試合連続安打を記録し、阪神の勝利に大きく貢献した。
初回、ノーアウト1塁の場面で打席に立った中野拓夢は、ヤクルトスワローズ先発のサイスニードの2球目チェンジアップをセンターへ運び、出塁。ノーアウト1、2塁のチャンスを作るも後続が倒れ、先制点は奪えなかった。
さらに6回、先頭打者で打席に立つと、再びサイスニードの3球目スプリットを捉え、センターに運び、マルチヒットを記録。
9回には2アウト走者なしから近本光司が出塁し、中野拓夢の打席で盗塁を成功させる。すると、1塁が空いているため、ヤクルトスワローズは敬遠を選択し、中野拓夢の敬遠で2アウト1、2塁にチャンスを拡大する。2アウトからのチャンスにノイジーがヒットで続き、2アウト満塁のチャンスで大山悠輔が勝ち越しの押し出しフォアボール。最後は佐藤輝明がダメ押しの走者一掃の3点タイムリーツーベースヒットを放ち、阪神タイガースに勝利を呼び寄せた。
中野拓夢は11日のヤクルトスワローズ戦から自己最長となる13試合連続安打を記録し、打率.315と好調を維持している。
出塁率も近本光司の出塁率.426に続き、中野拓夢は出塁率.384と高い数字を残しており、大山悠輔、佐藤輝明にチャンスを繋ぐ阪神タイガースの攻撃の要として近本光司と共に機能している。
阪神タイガースの攻撃の要として機能する中野拓夢と近本光司が打撃好調を維持し、どこまで阪神タイガースに勝利を呼び込み続けられるか注目だ。
公開日:2023.05.26