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阪神/前川右京がプロ初5番で三塁打&決勝生還!打撃不振の佐藤輝明の代役として岡田監督が抜擢

前川右京がプロ初5番で三塁打&決勝生還

6月11日、エスコンフィールドで行われたセ・パ交流戦の日本ハムファイターズ戦に、「5番・右翼」で先発出場した前川右京は、4打数1安打1四球。打撃不振の佐藤輝明の代役として、岡田監督からプロ初5番に抜擢され、フェンス直撃のスリーベースヒットを放ち、決勝点のホームを踏み、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。

2回、1アウト走者なしの場面で打席に立った前川右京は、日本ハムファイターズ先発の北山亘基の4球目151kmストレートを弾き返し、全力で走り出すと、二塁上で速度を緩めたが、高々と舞い上がった打球がライトポール際のフェンスに直撃し、打球が大きく跳ね返ったことを確認すると、一気に三塁へ進み、1アウト3塁のチャンスを演出した。続く渡辺諒がきっちりタイムリーヒットを放ち、決勝点となる先制のホームを踏んだ。

前川右京は5月30日の西武ライオンズ戦で、1軍初昇格初出場を果たし、2試合連続スタメン起用されるもノーヒットに終わっていた。しかし、6月6日の楽天イーグルス戦でプロ初ヒットを放つと、そこから4試合連続安打を記録し、この試合で打撃不振の佐藤輝明の代役として、岡田監督からプロ初5番に抜擢された。

プロ初5番でスリーベースヒットを放ち、決勝点のホームを踏み、これで5試合連続安打とした前川右京は、6月に入り、21打数7安打、打率.333と勢い止まらない活躍を披露し、打撃不振の佐藤輝明の代役継続に名乗りを挙げた。

前川右京がさらなる活躍を披露し、佐藤輝明が打撃復調する為の時間を生み出すことができるか注目だ。

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