高浜祐仁が3号ソロホームランで1軍初昇格アピール
6月21日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「7番・一塁」で先発出場した高浜祐仁は、3打数1安打1打点1HR。3号ソロホームランを放ち、これで6月はホームラン2本目と打撃好調で、1軍初昇格へアピールした。
5回、先頭打者で打席に立った高浜祐仁は、オリックス・バファローズ先発の曽谷龍平の3球目147kmストレートをレフトスタンドへ運ぶ、3号ソロホームランを放った。
高浜祐仁は、2014年ドラフト7位で日本ハムファイターズに入団。ファームで経験を積み、1年目から1軍出場を果たすも、2020年は育成契約となり、7月に支配下復帰を果たしていた。2021年に107試合に出場し、打率.262、8本塁打、43打点と右でパンチ力を発揮し、飛躍を遂げた。2022年オフに斎藤友貴哉、江越大賀と、渡辺諒、高浜祐仁による2対2のトレードが成立し、阪神タイガースへ移籍していた。
今シーズンは、なかなか打撃の調子が上がず、打率1割を切っていたが、4月23日の中日ドラゴンズ戦から8試合連続安打を記録するなど、打撃の調子を上げ、直近では3試合連続ヒットを記録。6月に入り、ホームラン2本を放つなど打撃好調を維持している。
打撃の調子を上げ、森下翔太に負けじと、好調を維持する高浜祐仁を岡田監督も注目しており、ノイジーが打撃不振に陥っていることもあり、1発を放てる高浜祐仁を1軍初昇格させるタイミングを伺っているはずだ。
高浜祐仁の本職一塁には、大山悠輔という大きな壁が立ちはだかる。その座を奪うべく2軍で虎視眈々と結果を積み上げる高浜祐仁が、移籍後1軍初昇格を果たし、どのような活躍を見せてくれるのか注目だ。
公開日:2023.06.22