CBC賞(日曜・中京)
芝1200mのハンデ戦、GⅢ。
20年は阪神で、21、22年は小倉での施行。データはそれらを除く、過去7年です。
1番人気は〔210〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
波乱含みのスプリント重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
高松宮記念から〔022〕。
海外GⅠのアルクオーツスプリントから〔100〕。
1400m時代の阪神牝馬Sから〔110〕。
マイラーズCから〔100〕。
京王杯SCから〔010〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPの安土城Sから〔211〕。3着以内3頭に、10着馬。
鞍馬Sから〔102〕。掲示板2頭に、9着馬。
ダートの欅Sから〔100〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔121〕。勝ち馬3頭に、1番人気6着馬。
トップハンデは7年で7頭いて〔102〕。
勝ち馬のハンデは58~53キロで、平均すると54.07キロ。
2着馬は57.5~50キロで、平均54.71キロ。
3着馬は58~54キロで、平均56.07キロ。
3着に着目すると、56キロ以上の牡馬が5頭。55.5キロの牝馬が1頭。3着には重めのハンデの馬を狙えとデータは語ります。
連対14頭中、重賞勝ちがある馬は7頭、重賞3着がある馬が1頭。ダートも含む、OPクラスに連対歴がある馬が3頭。いずれもなかった馬が3頭です。
これを距離で見てみると、12頭に芝1200mの勝ちがあり、残る2頭は芝1200mが未経験。ただし、どちらも芝1400mのOPクラスに勝ちがありました。
年齢別では、3歳〔000〕、4歳〔011〕、5歳〔533〕、6歳〔223〕、7歳〔010〕。5歳馬が、他を圧倒しています。
脚質で見ると、逃げ馬は〔013〕。阪神、小倉で行われた近3年は、すべて逃げ馬が優勝していますが、中京では中団から後方に位置していた馬に凱歌があがっています。
4年振りとなる中京でのCBC賞。傾向を早めに掴みたいところです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.06.29