京本真が2回無失点5奪三振の好投
8月3日、ジャイアンツ球場で行われたプロアマ交流戦の日大戦に、読売ジャイアンツ3番手としてマウンドに上がった京本真は、2回無安打無失点5奪三振。2回パーフェクトピッチングで来シーズンでの支配下登録へ向け、アピールした。
京本真は2021年育成ドラフト7位で明豊高から巨人に入団したプロ2年目育成右腕だ。189cmの長身から投げ下ろす最速150kmの角度あるストレートとチェンジアップ、フォークで投球を組み立てられ、さらにカーブ、スライダーなど多彩な球種を操ることができ、いつでもカウントを取れることが強みの投手。
オフには巨人で一番すごい投手だと思った守護神・大勢に弟子入りし、合同自主トレで肉体改造に励み、筋肉量を大幅に増加させた。そのことが今シーズン9試合に登板し、3勝2敗、防御率2.20の好投につながっており、2軍戦で先発ローテーションの一角として台頭してきている。
7月末が期限であった支配下登録を今シーズン勝ち取るかと期待された京本真だったが、今シーズンでの支配下登録を掴み取ることはできなかった。
来シーズン、支配下登録を掴み取り、1軍先発ローテーションの一角として台頭すべく、今シーズン2軍で投球に更なる磨きをかけてもらいたい。
公開日:2023.08.03