岡本大翔が公式戦初アーチとなる1号ソロホームラン
8月6日、ジャイアンツ球場で行なわれたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦に、「9番・二塁」で先発出場した岡本大翔は、4打数2安打1打点1HR。公式戦初アーチとなる1号ソロホームランを放つなど、今シーズン2度目のマルチヒットを記録し、来シーズンでの支配下登録へアピールした。
3回、2アウト走者なしの場面で打席に立った岡本大翔は、DeNAベイスターズ先発の坂本裕哉の3球目146kmストレートをセンターへ運ぶ。2アウトながら出塁し、巨人の先制点を呼び込んだ。
さらに、5回2アウト走者なしの場面で打席に立つと、岡本大翔は再び坂本裕哉の初球126kmスライダーを捉え、レフト防球ネット直撃の公式戦初アーチとなる1号ソロホームランを放った。
岡本大翔は、2020年育成ドラフト1位で鳥取・米子東から入団した190cmの長身で長打力が持ち味のプロ3年目の内野手だ。今シーズンはけがの影響で出遅れ、3軍での日々が続いていたが、センターから逆方向を意識した打撃を磨き、大きい打球が打てるようになったと手応えをにじませている。
今シーズン、7月末までの支配下昇格はかなわず、育成3年目のため今オフには1度、自由契約となる。来シーズンの支配下登録へ向け、公式戦初アーチとなる1号ソロホームランを皮切りにホームランを量産してもらいたい。
来シーズン、大谷翔平級のホームランを連発する秋広優人と共に1軍の舞台に立ち、ツインタワーと呼ばれる活躍を披露してもらいたい。
公開日:2023.08.07